台風15号と、きよの子。

お疲れさまです。

強い勢力の台風15号が首都圏に上陸するとのことで、昨晩にはすでに計画運休をすると公表した鉄道会社もありました。不謹慎ではございますが……わーい、朝ゆっくりできる」なんて思った、きよの子です。

そして、今朝。

最寄り駅の路線は、予定の朝8時から約1時間ほど過ぎたころに運転再開。もしかして、別の鉄道路線を使った方が会社に早く着けるかもしれない。

駅員さんに訊きました。

「私の定期券、表の印字が薄れていて、振替輸送先で分かってもらえますかね?」

駅員「データが入っていれば大丈夫ですよ。定期範囲外の駅での下車は、チャージ分から支払われます」

きよの子「え?」

駅員「今日、振替輸送やってないんですよ~バスだけなんですねぇ」(笑顔)

きよの子「そうなんですか…(棒読み)」

地元駅で少し惚けて、事務所に告げた予定時間より更に遅れての出社になることを報告。

「すみません、よろしくお願いします……」(会話終了)

ブツッ!!(きよの子の怒りが一定量を超えた音)

「振替輸送ない」なんて、言ってたっけ?!

(あの対応も、なっていないんじゃないか?!)

複数の電鉄会社の情報をニュース番組や、公式ホームページを見て、会社に早く着くには……と、やっていたのは、なんだったのだろうか。 今回の、その「振替輸送をしない」ということも事前に知っていたかった。

昨日の計画運休をすると公表した段階で、閲覧した媒体によっては「振替輸送をしない」ということも併記していたそうです(出社後、休憩時間に調べました)

ただ、その一部分に書かれて、気付いた利用客はどれだけいただろうか?

(会社の最寄駅でも、振替輸送のことで駅員と揉めていた人を見かけました)

さて。

実は、こういう事態は、なにも今回の例に限った話ではありません。

A:原料高騰するので菓子の値上がりするが、知らせなかった

B:都合がつかないと判ったのが3日前だったのに、当日の朝に告げられた

C:人気ゲームがあるようにショーケースに陳列しているのに、実は入荷なし&入荷未定

列挙した例にも言えること……先に教えてくれれば、先に知っていたら?

A:お菓子を「買わなかったかもしれない」

B:出かける「準備しなかった」

C:ゲームをプレイするための「周辺機器をかわなかった」

【先に知っていれば】がキーワード

これは、不動産売買。そして、新聞折り込み広告にもいえます。

住居や事務所など不動産は値が高い分、先に言っておかないとトラブルになる可能性も高くなります。

1:正方形の土地を想像して現地に行ったら旗竿地だった

2:写真に写らない角度の敷地に高圧線があった

公取協では、そういうことを防ぐため

『特定事項の明示義務』(16項目)を定めています。

1:旗竿地の路地状の部分がおおよそ30%ある場合は記載する

2:高圧線化にかかる部分がおおよそ30%ある場合は記載する。また、地上権が設定されているなら、その内容

あとから言えばいいや、で新聞折り込み広告を作成してはダメなのです。

気付かなかったのが悪いんだ、も……よくはないのです(一般消費者に伝わるように紙面を作るのが大事)

今日は、遅延している電車に乗りながらこのことを思い出していました。

「特定事項の使用基準」について、書いた記事がありますので、そちらも見ていただければと思います。

2019年7月2日の記事

「特定事項の使用基準」掲載記事まとめ

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☆引用文献☆ 『不動産広告の実務と規制12訂版』株式会社住宅新報社発行